猫のトイレシートは、トイレ砂のような誤飲の危険性がなく、飛び散ることもなく価格も1枚当たり5円~10円と安価のため、シートだけを利用するケースも増えています。
飼い主の方針により、シートのみ・砂のみでも結構ですが、両方を合わせて使用したほうが、砂・シートの取り換える周期が長くなり、結果経済的なケースもあります。
以下の3つがシートを選ぶポイントです。
☑価格
☑耐久度
☑消臭力
また、シートの種類は汎用型と、システムトイレ用のパネル型シートの2種類があり特徴がことなりますので注意が必要です。
汎用型のトイレシートは、システムトイレ用のシートと比べるとトイレの形状を選ばず使用することができます。
猫用のシートは、犬用の室内用おしっこシートの小型犬用を猫用として代用することも可能です。
トイレシート自体は端的に言うと、おむつを平らにしたものです。おむつ同様に吸水力が各メーカーごとに違い、高額になるほど高い吸水力と、消臭力があるものがあり、交換のタイミングが多少長くなります。
こまめに毎日取り換えることができる方は、大量に枚数が入っているお徳用タイプでも問題ありません。また多頭飼いの場合は、必然的に掃除の頻度が高くなるので、汎用型トイレシーツが良いでしょう。
ただし、シート単体で利用される場合、シートに爪が引っかかり破れてしまって、トイレ本体を汚してしまうケースもあるので、神経質にうんちやおしっこを隠す仕草をする猫には向かないと言えます。
参考商品
ライオン アロマで消臭ペットシート レギュラー 80枚
ペットシート 薄型 レギュラー 800枚入り お徳用 ケース販売
ボンビアルコン しつけるシーツ
システムトイレは専用のシート(マット)が指定され、トイレ掃除を頻繁にせずとも清潔に保てることを前提に設計されています。
そのため、汎用型と比較すると吸収力・脱臭力・抗菌力に優れており、1週間に一回程度交換すればよいタイプが一般的です。
「ニャンとも清潔トイレ」や「抗菌デオトイレ」などが日本国内での有名ブランドになります。
毎日の交換が億劫な方にはおすすめですが、トイレ本体とのセット購入が必要になり、ランニングコストは汎用のものと比べると高めです。また、システムトイレを導入していない場合、汎用的な猫トイレではぴったりはまりませんので使用しない方がよいでしょう。
参考商品
アイリスオーヤマ 1週間取り替えいらずネコトイレ専用 脱臭シート
ユニ・チャーム 1週間消臭・抗菌デオトイレ 複数ねこ用消臭シート
花王 ニャンとも清潔トイレ脱臭・抗菌マット
トイレシートについては、トイレ砂の補助的な役割が主な使用方法となりますが、使っているトイレ本体がシステムトイレだった場合は、使えるシートは限定され、専用シートを使用することが前提になっているため、選択の余地はありません。
一方でシステムトイレ以外を利用している場合も、無理に使う以外は、汎用型のトイレシートに絞られてしまいますが、砂と併用することで、消臭効果や砂の交換頻度が減るというメリットがあります。
また、猫砂の誤飲が多い猫の場合はシートに変更してもよいでしょう。
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